DX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉を見聞きする機会が増えてきました。
DXをものすごく簡単に説明すると、デジタル技術を利用した変革となります。
このフワッとした感じの説明が、DXを余計ややこしくしているような気がします。そもそもデジタル技術って何なの?という方も多いと思うので、DXの活用例などを紹介しながら分かりやすく解説をしていきたいと思います!
DXの基本知識
まずはじめに読み方から解説。
DXと書いて「ディーエックス」と読みます。
「デラックス」ではありません。
「ディーエックス」です。
次に、冒頭で説明した「デジタル技術を利用した変革」の「デジタル技術」について解説していきます。
ここでいうデジタル技術とは、既存のビジネスから逸脱した新しいデジタル技術を指します。そうです、最新のデジタル技術ということ。しかし、デジタル技術と一言でいっても、いまとなっては新・旧多くのデジタル技術が存在します。
何がどう違うのかを順番に説明していきます!
売上に直結するDX活用例
ここからは具体例をあげて解説していきます。古いデジタル技術と新しいデジタル技術の違いを比較してみましたのでその差をご覧ください。
古いデジタル技術例
会員登録している顧客に対してお得な情報を電子メールで送信。メール送信方法はメールソフトを使用して一件ずつ宛先入力していく。
新しいデジタル技術例
会員登録している顧客の購買データ(ビックデータ)を基にそれぞれの顧客の購買意欲に繋がる情報を洗い出し(AI)、顧客別に有意義なお得情報を電子メールで配信。
メール配信方法はメール一斉送信システムを使用し、登録してあるメールアドレスへ一斉送信する。そして、そのメールが開封されたかどうか、また、メールに記載されているURLをクリックしたかどうかを確認できるようなシステムを組んでいる。
メール開封率が低い場合は、題名や送信日時・曜日で差があるのかどうかを追及していき、いままで以上に開封してもらえるような題名や送信日時にしていく。そして、メールを開封してくれたとしても指定のURLへうまく誘導できない場合は、メール文章やお買い得情報自体の見直しなどを行っていく。
その差は?
どちらの例も電子メールというデジタル技術を活用しています。しかし、その差は歴然ですよね。
メールを一方的に送信して満足しているのが古いデジタル技術。時間をかけ、かつ、数打てば当たるといった内容のため無駄が非常に多いことが分かります。その結果、忙しいのに売上が思うように伸びないといった悪循環が生まれてしまいます。
まとめ
いかがでしょうか。
「DX=必ずコレ!」といった固定概念がないために、理解ができていなかっただけの人が多いのかなと思います。
DXは会社や団体によってその内容は変わってきます。難しく考えすぎず、新しいデジタル技術を取り入れていくこと!と理解してもらえればOKだと思います。
ガースケでした。
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